オリオン歯科 アトラスブランズタワー三河島クリニックです。
本日は、根管治療で天然の歯を残すことの利点について解説していきます。
1:自分の歯が残る
2:インプラントなどの「歯を失った際の治療」を先延ばしにすることが可能
「自分の歯が残る」というのはやはり大きなメリットであると言えるでしょう。一度失った歯は二度と元に戻らないものだからです。
ただ、「インプラントなどの治療を先延ばしにする」という点に関しては、よく考えなければなりません。
原則として患者さんによってインプラントの予後には違いがあるからです。具体的には下記の通りです。
・患者さんの口の中の状態
・インプラントを埋めた際の骨の状態
・埋入後の生活習慣(メンテナンスやブラッシングなども含む)
・糖尿病をはじめとする全身疾患があるかどうか
インプラント治療の5年生存率は97パーセントを超えていますから、かなり成功率が高いと言えます。ただ、10年、20年先のことは分かりません。
年齢を重ねるにつれて口内環境も変化しますし、「具体的にどのような変化するのか」を予測することはほぼできません。
だからこそ「インプラント=最終手段、とするためにも僅かでも先延ばしにした方が良い」という発想があるのです。
ただ、「若い方ほど、インプラントの予後を決定づける口の中の状態が良い傾向にある」ということも確かです。
実際、先延ばしをして、お年寄りになってからインプラント治療を行おうとしても、口の中の状態的にできないというケースも少なくありません。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
※当院では患者様に安心して治療をお受けいただくために、感染対策を徹底しております。
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