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親知らず

wisdom tooth

親知らず

口腔外科専門医が在籍しているため、
難しい親知らずの抜歯も対応できます。

親知らずについて

智歯(親知らず)だから抜歯した方がいいということはありません。きちんと上下でかみ合っていて、食事をする時に役立っているのであれば、むやみに抜歯する必要はありません。
ただ、現代の日本人の中で智歯がきちんと歯列に並ぶ人は少なく、多くの場合、特に下顎の智歯は横に傾いたり、中途半端に生えたりしています。
この場合、下顎の智歯の周囲の歯肉が炎症を起こしやすく、いわゆる智歯周囲炎という状態になります。
そうすると、智歯の周囲の骨(歯槽骨)も炎症のために溶けてきて(吸収されて)しまいます。
同時にかみ合ってない上顎の智歯は飛び出してきて、下顎の第二大臼歯や歯肉と当たってしまうことがあります。
したがって、このような場合には、智歯を抜歯することもやむを得ないと思います。

下顎の親知らずの抜歯

下顎の智歯を抜歯するにあたっては、智歯の歯根の先端と下顎骨の中を走る神経(下歯槽神経)とが近接している場合があり、抜歯の際に神経を損傷することもあります。
このようなことを起こさないために、専門的な診察や検査を受けた上で抜歯を行うことをお勧めします。
当院には口腔外科の専門の先生もいますので、安心して受診してください。

親知らずの抜歯の流れ

術前準備

当院では、抜歯などの外科手術の前に、顕微鏡でお口の中の細菌の状態を確認し、 状態が悪ければ、抗生剤を服用して頂き、除菌してから、外科処置にはいります。
術前に、除菌し、歯石除去することにより、抜歯時、細菌の少ない状態で行うことにより、抜歯後の痛み・腫れ・感染防止を最小限に抑えることができます。

抜歯当日

① 注射時の痛みを和らげるために、塗り薬の表面麻酔を1~2分を置きます。
② 注射麻酔をします。
③ 歯が完全に出ていない場合、歯がみえるようにします。 歯肉がかぶっているのをメス等を使用し、歯冠(歯の頭)を出して、見えるようにします。

(注意点)親知らずの奥の歯肉の切開が内側に入りすぎると、舌神経を傷つけ麻痺がでることがあります。

④ 歯の周囲の骨を削ります。 歯の位置が深い程、骨を削る量が増えます。
⑤ 歯冠の引っかかっている部分を削り、分割してとります。
⑥ 残った歯根を抜きます。
⑦歯肉を開いたところ、抜歯した穴を一度洗い流します。 削りカスが残ったまま、縫合すると、腫れたり、痛みの原因になります。
⑨ 歯肉を縫合します。
抜歯の注意事項
  • 抜歯後当日は運動・飲酒・お風呂は控えて下さい。浴槽に入らなければ、シャワーは、構いません
  • 辛いものなど、刺激物は控えてください。
  • 皮下出血(青アザ)がでることがあります。
  • うがいをしすぎたり、血を吸いだしたりしないでください。血のかさぶたがとれて、血が止まらなくなります。その場合、ガーゼを30分噛んでください。    
  • たばこも極力、控えてください。傷の治りが悪くなります。
  • 熱をもって腫れた場合、1~2日冷やしてください。あまり、冷やしすぎると、傷の回復が遅れます。
  • 一時的に、口が開けにくくなることがありますが、腫れが消退するとともに、戻ります。
  • 唾を飲み込むと、痛い場合がありますが、腫れがひいてなくなります。
  • 歯磨きは、痛くないところまで、してください。抜いた部分の直前までで、構いません。うまく、磨けない部分は、医院で、清掃、消毒してもらってください。
  • 7日位たつと、抜いたところにご飯の粒などが入りやすくなりますが、楊枝でとったりせずに、うがいをしてとってください。

抜歯後の腫れについて

腫れについて

通常の腫れであれば2~4日後がピークで、1週間程度で消退します。

腫れの程度

腫れがほとんどでないこともあります。
しかし、約1.5倍近く腫れることもあります。歯肉を開く範囲、骨の削除量・炎症の程度に影響されます。

危険な腫れ

舌下の腫れ・顎の下の腫れ・首の腫れは気道閉塞を起こし生命予後にも関与するので大変危険です。
大学病院などで入院が必要なこともあります。